Category : ED克服のために妻ができること

ふたりだけのスキンシップ

夫がEDと分かり、それ以降の二人のスキンシップは大きく変化しました。多くの男性と同様、私の夫も、夫婦間のスキンシップでは、最後までいくことが大切と考えていました。でも、私もそうなのですが、女性は一般に、それだけを求めているわけではありません。

もちろん、私も最後までいってほしいと思うこともあります。でも、それができないのであれば、ただ抱き合って眠るだけで十分だったりするんです。

夫のED告白を機に、夫婦で性について話し合う機会も増えて、私もやっと自分の気持ちを伝えることができたのですが、まだまだ日本では、この問題を夫婦で話し合える関係を持つ人は少ないようです。

性教育後進国のモンダイ

日本は、性教育後進国といわれて、性に対して話すことを恥ずかしがったり、悪い事のように考えてしまい、なかなかこの問題を口に出せない風潮があります。 また、性教育がしっかりしていないせいもあってか、男性の情報源はAVや過激な雑誌であることが多く、実際の女性の思いとはかけ離れたセックス感を持つ人が非常に多いのです。

AVの中では、セックスの時に、わざと乱暴な振る舞いをするとか、「女性のイヤ、はOKの意味」だとか、「フィニッシュで顔面発射することは、女性を喜ばせる」などという事がまかり通っています。

また、女性の方も、口に出して自分の希望を伝えるのをはしたないこと、と思い、違和感を感じながらも受け入れている場合が多いかもしれません。 そんな中、夫のEDがきっかけで話し合える機会を持てた我々夫婦は、むしろラッキーだったかもしれません。

軽いスキンシップこそが大切

現在、まだEDの治療中の夫とは、これまでの夫婦の営みとは少し違う形でのスキンシップを楽しんでいます。 これまでは、何となく気恥ずかしくて、日常生活で手をつなぐことも少なかったのですが、私からの希望を伝え、休日にお出かけする時には、手をつなぐことも増えてきました。女性は、これだけでも気分が盛り上がりますよね。

また、疲れている夫にマッサージをする機会も積極的に持ち、たまには私も肩をもんでもらうなど、普段の何気ない時にもお互いの体を触るように心がけています。 また朝、ベッドから起き上がるときは、ぎゅっと抱きしめて「おはよう」と挨拶するようにし、夜寝る前にも「おやすみ」と言いながらハグするなど、ささやかなスキンシップを心がけるようになりました。

どれも、ほんの小さなことなのですが、こうして夫と日常的にスキンシップを楽しめるようになったことで、私自身の安心感、幸福感は以前よりも大きくなったように思います。 セックスの回数そのものは以前よりも少なくなったのですが、それでも十分満足を感じています。

夫も、私の考えを聞いたときに驚いたようですが、ほかにも多くの男性が女性の気持ちを誤解しているのかもしれません。 AVのような激しいセックスは、男性も疲れるようですが、女性にとっても求めているものとは違います。お互いにムダな努力を重ねて、疲れ果ててしまってセックスレス、という家庭もあるのではないかな、と思います。 女性が男性に、自分の思いを伝えやすくなれば、さまざまな問題が解決していくのではないでしょうか。

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