Category : 拒まれた妻の心理

セックスレスで離婚に至ることも

夫婦間のセックスレスは、時に浮気を越えて離婚にまで発展してしまう可能性もあります。もちろん夫がEDの場合、すぐ離婚というのも冷たい選択なのですが、改善の余地があるのに努力をまったくしてくれなかったとしたら、女性が離婚を決めるのも仕方ないのかもしれません。

セックスレスによる離婚が裁判になることも!

セックスレスがきっかけで離婚に至るカップルは、以前からアメリカではよく聞きましたが、最近は日本にもかなり増えているようです。私自身も、夫といつまでもレス状態が続いていたとしたら、いずれそんな選択も考えてしまった可能性はあります。

中には、セックスレスが「婚姻を継続しがたい重大な事由」に該当するとして、裁判になったケースもあります。いくつかの判例を見てみると、そのような裁判を起こしたのは意外に妻のほうが多いようです。

もしかしたら男性は、妻にセックスを拒まれても、外で発散することで何とか家庭は続けていこうとする人が多いのかもしれません。男性には、そのためのお店やサービスもたくさん充実しています。特に子どもがいる場合、セックスレスだけで離婚を決める男性は少ないのではないでしょうか?

もちろん女性も、最近はネットなどで簡単に不倫相手を探せますから、浮気で済ませる人も増えていると思います。しかし女性は男性と比べると、うまく自分をごまかせずに白黒つけてしまう人も多い気がするのです。

セックスレス離婚の裁判記録を見ると、特に悪質と判断された場合には、相手に慰謝料が発生するケースもあるようです。たとえば「結婚してから1度もセックスがない」「相手に誘われてもむげに断り続けた」というようなケースです。 これらは、婚姻を継続しがたい重大な事由に該当すると見なされても仕方ないでしょうね。

離婚する本当の理由は、セックスレス以外にある?

とはいえ、セックスレスの理由が身体的・精神的な障害などによる場合は、さすがに慰謝料を請求するような判決にはなりません。ただし、改善する余地があるにもかかわらず、まったく相手の話に聞く耳を持たずに何の努力もしなかったとしたら、それはパートナーを無視したということにもなるはずです。

男性でも女性でも、セックスを拒まれることで本当につらいのは、性欲の処理ができないことではないと思います。私もそうでしたが、体よりも心の寂しさのほうが大きいものです。

パートナーに真剣に向き合ってもらえない寂しさ。ひどい場合には、淫乱扱いされたり、「何でそんなに性欲が強いの?」と言われたりするケースもあると聞きます。たとえ相手にも改める点はあるにせよ、そこまで拒絶するということは、もはや夫婦間の信頼関係そのものが揺らいでいるといってもいいでしょう。

つまりセックスレスの本当の問題は、体を合わせないことより、心のすれ違いにあるのだと思います。「たかがセックスレスで離婚?」と驚く人は、その裏にある深刻な溝に考えが及ばないのかもしれません。

心が致命的なまでにすれ違ってしまう前に、できることはきっとあるはずです。セックスは夫婦にとって大切な問題ですから、双方ともに思いやりを持ちながら、一度ゆっくりと話し合う機会を持ってほしいと思います。

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